2018年11月27日 心電図症例紹介
鑑別診断は変行伝導を伴った上室性頻拍で、房室解離の所見や、V6誘導でR/S<1などがあれば心室頻拍です。
少し長いポーズのあとのP波は洞調律の波形で、そのあとの形の異なる基線の揺れのようなP波は、多源性心房頻拍 MAT(Multifocal Atrial Tachycardia)と呼ばれるもの
2018年11月26日 心電図症例紹介
Ⅱ誘導で心房粗動様の陰性心房波(心房レート150/分)および、V2誘導で陽性心房波(T波に重なってる)が認められる波形例
2018年11月24日 心電図症例紹介
心拍数が速く、RR間隔が異なり、明らかなP波が見られない頻脈性心房細動の波形例
PR間隔が徐々に延長してQRS波が脱落しているからウェンケバッハ型2度房室ブロックの波形例
V1~V3でsaddleback型ST上昇が見られ、ブルガダ症候群が疑われる波形例
房室解離(AV dissociation)があり、右室起源の心室頻拍が疑われる波形例。
2018年11月23日 心電図症例紹介
P波とQRS波の直前にそれぞれスパイク波形が見られる、ペースメーカリズムの波形例
右脚ブロックタイプの下方軸で、V1誘導でR波が高く、左室流出路起源の心室頻拍が疑われる波形例。
QRS波の幅が広くなり、ST上昇が見られる波形例
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