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心室期外収縮の波形と特徴

- リズムは不整です。
- QRS波の前にP波がなく、P波はQRS波とT波に重なっているケースが多く見られます。
- QRS波は幅が広く、0.12秒以上
- T波はQRS波と反対の向きを示します。
PVC3連発の波形と特徴
- 幅の広いQRS波が、3回続けて出現します。
- QRS波の前にP波が見られません
PVC2段脈の波形と特徴
- 正常なQRS波と幅の広いQRS波が交互に出現します
- 幅の広いQRS波の前に、P波が見られません
R on Tの波形と特徴
- PVCのQRS波が先行収縮のT波に重なります
実際の心電図ではこのような波形を示します。

ラウン(Lown)分類
| 等級(Grade) | 心室期外収縮の分類 |
|---|---|
| 0 | 心室期外収縮なし |
| 1 | 散発する単一の心室期外収縮 |
| 2 | 頻発する心室期外収縮(毎分1個あるいは毎時30個以上) |
| 3 | 多形性心室期外収縮 |
| 4a | 連発生心室期外収縮(2連発) |
| 4b | 連発生心室期外収縮(3連発以上) |
| 5 | 早期性心室期外収縮(R on T) |






