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Doctor's Column

月別アーカイブ: 2018年11月

ベラパミル感受性心室頻拍

鑑別診断は変行伝導を伴った上室性頻拍で、房室解離の所見や、V6誘導でR/S<1などがあれば心室頻拍です。

洞調律と多源性心房頻拍

少し長いポーズのあとのP波は洞調律の波形で、そのあとの形の異なる基線の揺れのようなP波は、多源性心房頻拍 MAT(Multifocal Atrial Tachycardia)と呼ばれるもの

たこつぼ型心筋症

たこつぼ型心筋症の原因として、ストレスにより、心筋が気絶した(stunning)状態となることが機序として考えられます。

心房頻拍

Ⅱ誘導で心房粗動様の陰性心房波(心房レート150/分)および、V2誘導で陽性心房波(T波に重なってる)が認められる波形例

軸偏位

軸偏位は不得意分野の一つ。正確に計測するのが原則ですが、パッと見て判断する簡単な方法をご紹介します。

頻脈性心房細動

心拍数が速く、RR間隔が異なり、明らかなP波が見られない頻脈性心房細動の波形例

ウェンケバッハ型2度房室ブロック

PR間隔が徐々に延長してQRS波が脱落しているからウェンケバッハ型2度房室ブロックの波形例

ブルガダ症候群

V1~V3でsaddleback型ST上昇が見られ、ブルガダ症候群が疑われる波形例

心室頻拍

房室解離(AV dissociation)があり、右室起源の心室頻拍が疑われる波形例。

ペースメーカリズム

P波とQRS波の直前にそれぞれスパイク波形が見られる、ペースメーカリズムの波形例

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